除夜の鐘を鳴らすなというクレームを見て思ったこと

こんばんは、忙しくて更新が全然できてません。忙しいというより、時間の使い方が下手で、無駄な時間ばかり過ごしてるだけだけど。どうやったら直るかなあ、自分が変わるしかないかぁ。

ところで、きょう除夜の鐘にクレームが来たから鳴らすのを自粛するという寺院があるというニュースを見た。
仏教徒ってわけじゃないけど、すごくショックだったんですよね。宗教や文化は常に社会に淘汰されているものだけど、とうとう除夜の鐘みたいな伝統的な文化が否定されるようになったのかぁと思って。

このニュースに対する社会というか色々な人、個人の反応を見てみると、「伝統文化にクレームだすなんて老害もいい加減にしろ」「こうやって日本の文化が破壊されていく」といった意見が多くて、もちろんうるさがる人に同情する意見も見られるんだけど、ちょっと論点ズレてるんじゃないかなぁと僕は思った。

宗教的なイベントって、お祓いだったりとか、自然への感謝とかそういうのが多いと思うんだけど、これらは極めて人間的で、これから機械の時代になっても人がいちばん忘れちゃいけない考え方だと思うんですよね。別に、うるさいだとか全く意味がわからないイベントだとかいう声が出るところまでは、人の感覚としてそれはそれで自然な発想だとも思う。

でもそれを受けて、それじゃ自粛しますと言ってしまうと、ほんとに寺側も自分たちが何やってるのかわからないってことなんじゃないかなぁと。背に腹はかえられないから、泣く泣くやめるところも多いとは思うけど、そんな一個人のクレームごときで簡単にどんどん文化が切り捨てられて良いのかなって。

お互いの気持ちに思いやりをもって、自分が嫌だなって多少思うことがあっても、論理的な理由が妥協出来ない人が増えてるとすれば、恐ろしいことだなって思ったんですよね。そういう、互いの価値観に対して寛容であることが日本人の美徳だと思ってたんだけれど。

これも文化が淘汰されてるっていうごく自然な出来事なのかなぁと考えると、とっても寂しいですが、そういった思いやり的な意味で少し寂しく、怖く感じた夜でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA