ノートPCのキーボードを全て外して洗ってみた
僕が使っているノートパソコンは、Panasonic製のLet’s note(レッツノート)というもので、6年前のモデルです。
起動やシャットダウンはそこそこ遅いんだけど、なかなかスペックは悪くなくて、大学入学時に買ったものを大切に使い続けている。生協での購入だったので、まわりの友達なんかも同じPCを使っている人はたくさんいたんだけれど、6年も経つとみんな新しいものに変えてしまっていた。ちょっと寂しい。
さて、そんな大切に使っているレッツノートなのですが、キーボードの汚れが目立つなぁと思うようになった。ネットで調べると、キーボードのキーを全て外して洗うとよい、とのことなので、せっかくなので自分もやってみた!
ちなみに、今までも掃除自体はちょくちょくやってて、エアダスターがあったときはそれで吹いたり、濡らしたティッシュでキーを拭いたりしていたが、全力で洗ったことは無かった。よし、やってみる。
まず、キーの再配置の際に困らないようにあらかじめ写真を撮っておく。

うーん、こうやってみると、スペースキーの右側にあるようなキーとかの配置はよくわからないかもしれないwww アルファベットキーとかは完全に間違えずにはめられると思うんだけどね…。
さて、ここからキーを一つずつはがしていきます。やり方は簡単。爪でひっかけて、少しずつ力を入れると「パキッ」という音とともにキーが外れる。これをキーの数だけやっていく。計81個…。割とだるい作業だった。

真ん中の列だけ残してやってみたんだけど途中経過がこんな感じ。大きいキーは外すのが少し面倒だった。割れないか不安ながら外したのはenterキー。そして一番裏側が汚れていたのもenterキー…。

このenterキーの裏側を見たときに、「これはエアーじゃ無理だ」と一瞬で悟った。これは無理でしょ。こんな風にツメに絡まるようにほこりが溜まっていては、さすがに吹き飛ばすだけで取り除くのは難しい。
enterキーばかり眺めていても仕方がないので、全部のキーを取り外した。

画像からだとかなりわかりにくいかもしれないが、特に中央のキーの下を中心に、キークッション?的なぷにぷにの部分にほこりがたまっていた。これもエアーで吹いたところで取れるとは思えないので、外さないとほこりは取り除けないだろうな。
ほこりの量に恐れおののきながらもウェットティッシュで丁寧に拭いてみた。拭いてみるとかなりの量だったことがわかった。逆に濡れているとやりづらいくらいの勢いだったので、筆みたいなものをホウキ替わり代わりにして掃いてみたらいい感じだった。で、もう一回ウェットティッシュで拭いて仕上げると。

画像からだとかなりわかりにくいが、相当きれいになった。本当はボード上の汚れをウェットティッシュでよく拭いて取りたかったのだが、ボードは薄く、裏側の回路が一部透けて見えている部分もあったので強い力で拭くのは断念し、ほこりをとることに専念した。かなりいい感じにきれいになったと思う。
次はキーの方。全て外したキーは石けん水を溜めたたらいに入れ、ひとつずつ洗った。

一つずつ手でやったのだけど、結構時間がかかった。時間がかかったといっても20分くらいかな。キー1つあたり15秒。まぁそんなもんだと思う。

適当にハンカチの上に並べて乾かして、水分を飛ばす。ペラペラのプラスチックなので一瞬で乾く。乾いたらまたこの81の破片をくっつけると。

じゃーん。これで作業終了。めっちゃ綺麗になってハッピー!
と思いきや、実は上の画像では隠していることが一つ。本当はF8キーのボード側のツメが取り外すときに部品が割れてしまったのです。なので、割れた部分は手元にあったタミヤセメント(プラモデル用の接着剤)でくっつけることにしました。タミヤセメントを塗った後に写真を撮ったらこんな感じ。

これで一晩寝かして接着剤が乾くのを待ち、いざ、F8キーをはめてみると、見事、ちゃんとはまった!

ということで、修復作業も完了し、キーボードの掃除は無事に完了した。しかしながら、ファンクションキーは、ボード側の部品が小さく、ほとんどのキーの部品でクラックが入ってしまい、配置がガタガタになってしまった。

遠目から見れば恐らく全くわからないと思うが、こうやって拡大してみるとよくわかる。言われてみれば気になるかも…?程度ではあるが、何となく気分は良くない。実際、どうやってもヒビを全く入れないように外すのはほぼ不可能だったので、キーボードを外して掃除をする際は、小さいキーは外すのを断念した方が賢明だろう。
ということで、ノートPCのキーボードを掃除してみる回でした。もう二度とやらん。